7000m直線勝負
ゼロヨンが何発も計測できます。
じゃなくて。無駄な公共工事のいい例です。
皆さん覚えていますか。
1997年4月14日
潮受け堤防の一部の約1200mが鋼板293枚で締め切られました。
その様子からギロチン板と呼ばれたりします。
元々ずーーーーっと前の1952年に長崎県南部地域総合開発という名で計画されていました。
それが紆余曲折を経て現在の諫早湾干拓事業と呼ばれるようになりました。
まだ事業途中です。
潮受け堤防で仕切った目的は、農地を造成するとともに水害のを防ぐためだそうです。
以前は世界でも有数の干潟が広がっていました。
むつごろうや渡り鳥の休息の場として有意義に利用されていました。
それを人間の都合で壊してしまったのです。
堤防内側の様子です。
鳥たちが休息しているようです。
環境が壊されても、やっぱここがいいんでしょうかね。
多くの鳥が集まっていました。
以前はもっと住みやすかったのでもっと賑わっていたのでしょうか。
延々と直線道路が続きます。
こちらは外側 有明海側ですね。
すごい量の水が轟音とともに排水されています。
雨が降った後だったからなのか?異常な水の量です。
外側堤防も異常なほどの高さです。
無意味な事業の副産物がこの道路なんでしょうね。
瑞穂町と吾妻町を結ぶ7kmの道路として使用されています。
沿線の人たちの往来は、(といっても用事がある人のみ)時間の短縮になります。
もっと交通量の多いところの解消があるだろうがぁ。・・・
はじめから費用対効果が期待できなとわかっている事業をどうしてストップできないのでしょうかね。
政治家のメンツなんでしょうか。
経緯を知っているからなのか・・・わかりませんが、通り終えたあとに、非常に虚しい気持ちになります。
まさに税金の垂れ流しですね。
ギロチン道路を通って島原・普賢岳に向かう観光ツアーもあるとか。
いかに無駄かを実感してみてください。
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